WO3型光触媒ルネについて

『WO3型光触媒ルネ』は、光触媒「酸化タングステン」とイオン交換樹脂「ナフィオン」と「粒子」で構成されたコーティング剤である。
成分中に含まれる銅・銀粒子が光と水に反応し発生する銅・銀イオンの強力な殺菌力で菌やウイルスを持続的に分解します。
これまでの酸化チタン型光触媒と異なり、3酸化タングステンを採用したことにより蛍光灯やLEDの光にもすばやく反応することで、太陽光が届かない生活空間でも有効性を発揮します。
また長期間にわたり抗ウイルス・抗菌・消臭・防カビ・セルフクリーニング機能を保持します。

WO3型光触媒ルネコーティング
7つの優位性

①可視光にも反応する

  1. 目に見える光(可視光)にも反応する
  2. 酸化チタン型は紫外線しか吸収・利用できないという欠点がある。
  3. 蛍光灯や白熱電球の光には紫外線は、わずかに含まれいる。LEDにはほとんど含まれていない。
  4. 酸化タングステン型は波長460nm付近までの可視光を吸収できる

②銅と銀の粒子を含有

  1. 膜内で活性化する光触媒反応により、の粒子がイオン化して抗菌、殺菌、抗ウィルスの効果を発揮する
  2. 膜内で活性化する光触媒反応により、の粒子がイオン化して抗菌、殺菌、抗ウィルスの効果を発揮する
銅について
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銀について
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③優れた性質を持つナフィオン

  1. 光触媒反応による酸化反応への高い耐久性
  2. 耐摩耗性に優れている
  3. 科学的安定性が高い
  4. 水分透過性が高く光触媒反応を阻害しない
  5. 多様な素材に比較的簡単に施工出来る
  6. 自然環境にほとんど左右されない
  7. ナフィオン膜の中で光触媒反応が起こる
  8. ナフィオン膜の中で銅イオン、銀イオンが活性化する

④透明性がある

  1. 使用範囲が高い
  2. 透明性が高いのでどんな物でも本来の外観を損なわない
  3. 塗布される側の色彩に左右されない

⑤施工の確認が容易である

  1. 施工後に銅、銀の確認が簡易スコープで簡単に出来る
  2. 簡単に手に入る材料での光触媒反応の確認が容易に出来る
  3. 光触媒反応による親水性の有無の確認が容易
  4. 消臭に関しての即効性の確認が容易

⑥信頼に値する多くのエビデンス

  1. アンモニア臭の原因菌の不活化
  2. インフルエンザウイルス不活化
  3. ノロウイルス不活化
  4. 白癬菌不活化
  5. コロナウイルス不活化

⑦同じ物を作成出来ない

  1. 北村氏が所有する複数の特許により、現状ではナフィオン膜の中に光触媒反応に必要な化合物(酸化チタン、酸化タングステン、etc)を入れる事が困難
  2. 同じ様に、現状ではナフィオン膜の中に殺菌、消臭効果に必要な単体(銅,銀、etc)を入れる事が困難

銀イオンの抗菌メカニズム

銀イオンの抗菌メカニズム

銀の抗菌のメカニズムは、水に溶け出した銀イオン(Ag+)が、細菌などの細胞内に取り込まれ、細胞内の酵素の阻害を引き起こし、細菌を死滅させることによります。細菌やウィルスなどの微生物が、繁殖できないのは、溶けた「銀イオン」が、それらの細胞内に入り込み、酵素を阻害して、死滅させてしまうからです。

銀の原子からマイナスの電子が外れ、プラスに荷電した状態で水に溶解しイオン化したものであり銀が活性化したものです。Ag+で表されます。銀イオンAg+の殺菌効果は、レジオネラ菌、大腸菌、ブドウ球菌、一般細菌、MRSA、ヘルペスウイルス、赤痢菌、緑膿菌、ポリオウィルスロタウイルスなどほとんどの菌に対して有効です。アリゾナ大学の研究データによると650種類以上の菌に有効性を示したとの報告があります。少なくとも生活環境で普通に存在している細菌については、銀系抗菌剤は確実に効果を持っています。

特長
  1. 抗菌効果が強い
  2. スペクトラム範囲が広い(高範囲の種類の細菌に対して抗菌効果を発揮する)
  3. 極めて安全性が高い

銅イオンの殺菌メカニズム

銅イオンの殺菌メカニズム

銅は加工性に優れ、熱伝導率、電気伝導率ともに長けていることから、電化製品などに多く使用される金属です。加えて抗菌性能も期待できることから、日常生活の身の回りのアイテムにも実は多く利用されています。一般社団法人日本銅センターが行った実証試験では、銅から生じる銅イオンの微量金属作用によって、細菌の除去効果があることも科学的に証明されています。
調査の一例として銅の表面にA型インフルエンザウイルスを接触させ、どの程度感染をしたかについて測定した結果、1時間後には75%相当のウイルスが死滅。6時間後にはウイルスの数が0.025%にまで減少する結果が出ています。
また、インフルエンザウイルスだけでなく、ノロウイルスについても同様に調査を実施したところ不活化する結果となりました。銅には菌やウイルスに対する抗力があることは明らかです。こうした抗菌の機能性を買われているため、多くのビルやマンション、戸建てなどで給水・給湯配管の素材として銅が採用されています。

銅は特定の状態の時に電子を放つので、ウイルス、菌類、バクテリアを高度に破壊することができる性質を持っています。
次の事項を念頭に置いてください

  • 細胞壁/細胞膜はリン脂質(P) である
  • 酵素とたんぱく質はチオール(S) とアミン(N) から構成されている
  • RNAとDNAは、リン酸塩(P)、チオール(S)、アミン(N)、カルボキシのグループ(CおよびO) から構成されている

そのため、銅イオンには以下の効果があります

  • 細胞膜の破壊
  • 細胞膜を腐食する活性酸素種の生成
  • 細胞内でDNAに結合された時に、その複製を防止
  • RNAの分解 (ウイルス対策に有効)
  • 細胞のエネルギー生成と呼吸を遮断

純粋な銅や銅を含む混合物は、温度、湿度、表面の露出など、さまざまな要素によって、異なった殺菌メカニズム効果を表します。 そのため、バクテリアやウイルスによっては、銅合金上で数時間に渡って生存し続けることがありますが、銅化合物を含む不織布上では数分内で殺菌されます。
抗菌性を持つことのできる銅化合物には、酸化銅、よう化第一銅、硫酸銅、炭酸銅、チオシアン酸銅を含んでいます。 一部は材木を扱うために使われたり、船舶に貝類が付着するのを防ぐためのコーティングに使われているほか、スキンクリームや創傷被覆材などでも使われています。 人体への接触に対する安全性は、調合によって異なります。

可視光線でも反応するWO3(三酸化タングステン)型光触媒ルネ

銅(Cu)と銀(Ag)粒子がイオン化しウイルスを不活化

接触感染予防抗ウイルスコーティング剤の用途例

  1. 抗ウイルスコーティング塗工/生活空間、公共・商業・介護・医療・宿泊などの施設、店舗や交通機関など、多くの人が集まる拠点の手が触れる場所や備品/ドア・壁・カーテン・カーペット・テーブル・椅子・手すり・買い物かご・カート等
  2. 抗ウイルス加工製品(案)/産業資材(フィルム・繊維・シート・パネル)、車両内装材(椅子生地・内張りシート)、病院ホテル備品(リネン・スリッパ)、生活資材(包材・インテリア材)、日用品(マスク・ハンカチ・エコバッグ)

施工の検証可能な唯一の光触媒

光触媒コート剤は一般に超薄膜ですから性能や、そもそも膜の存在を確認できないので信頼性に欠けておりましたが、WO3はこれを克服しています。

「性能がすぐにわかる」、「膜の存在が簡単に検証できる」は初めての現在唯一の光触媒コーティング剤です。

キラキラ光る銅粉は殺菌抗ウイルスの薬効成分ですが、スマホ顕微鏡で確認できるので膜の存在を簡単に検証できます。

光触媒による抗ウイルスコーティング事例紹介

防カビ・セルフクリーニング・抗ウイルスコーティング塗工例

内外装、屋根&床あらゆる場面に適用できることから著名物件や官公庁にも積極的にご採用頂いております。
ブルネィとの共同研究なので国内だけでなくブルネィやASEAN各国にも実績を拡げています。

ブルネイ首府相モスク様

ブルネイ首相府の隣にあるアシャリーンモスクのドーム屋根に『光触媒NFE2』を比較試験塗工。施工15カ月後の状況。ブルネイの15カ月は促進耐候性観点から日本の5年以上。左側は清掃しただけ。右側の塗工部分はカビも汚れもまったく寄せ付けていません。

佐用コンドミニアム様

安藤忠雄設計の40数経年の「佐用コンドミニアム」。『光触媒NFE2』のフッ素クリアー&光触媒仕上げはこの業界では初。超長期耐久性はこの材料でしか達成できません。

伊豆急行様黒船号車内を抗ウイルス塗工

東急キッズ様園内を抗ウイルス塗工

1月19.20日居酒屋JAPAN出展予定
1月5日FOOD FUNにピックアップ記事として掲載
12月15日日本外食新聞掲載

当社はSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、取組実施を宣言いたします。

会社名IKRS JAPAN合同会社
住所東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階
電話番号03-6672-1924
メールアドレスinfo@ikrs-japan.com
取り扱い商品WO3型光触媒ルネ
ミスト噴霧装置
NFE2
研究開発chemical technology
販売元住宅美建産業
施工協力アドヴィンテージ 他
海外販売協力Kenwealth Management limited
Fastrun Holdings limited
事業内容WO3型光触媒ルネを使用した室内外のコーティング事業
WO3型光触媒ルネを使用した各種OEM商品の提案、開発、受注、販売,管理